私たちの体は、毎日の暮らしを静かに映し出す鏡のような存在です。
痛みは “どこかから飛んでくる災難” ではなく、多くの場合、自分の生活の積み重ねが形になったもの。
頭痛、肩こり、腰痛などの痛み──これらは人からうつるものではありません。
日々の姿勢、食生活、習慣などから、「今」の体をつくっています。
事故などの例外をのぞけば、体調は自己管理の結果。
そしてそれは、自分だけではなく家族の健康にもつながります。
よく聞く話ですが、こんな言葉があります。
母親が無知だと子どもは病気になる
だからこそ、他責ではなく、自責で考えることが大切です。
「誰かのせい」ではなく、「自分をどう整えるか」という視点に変わった瞬間、人生は静かに良い方向へ動き出します。
私はこれまでに 50,000回以上の施術 を通して、たくさんの人生と体を見てきました。
その中で強く感じるのは、成幸している人ほど健康意識が高いということ。
豊かな人生を送る人ほど、自分の体を大切に扱います。
みなさんは、『体は替えがきかない』と理解しているのです。
体を守れるのは自分だけ。
自分の体がしっかり立っているからこそ、人を支えることもできます。
そして何より、両親や先祖からいただいた体を大切に扱うことは、ひとつの孝行にもなるはずです。
沈みかけた船から人を助けようとして、互いに溺れてしまう…
そんな未来を避けるためにも、まずは自分の船底を修理し、浮力を保つことが必要です。
大切なので、最後にもう一度伝えます。
頭痛、肩こり、腰痛などは、人からうつるものではない。
“自分の生活と向き合うところ” から改善が始まる。
この事実に気づいた人から、自分を大切にし、そして家族まで守れる存在に変わっていきます。
体のケアは、自分と家族への最高のギフトです!

