肩こりや腰痛で自分や誰かからマッサージを受ける方も多いと思います。
でも、そのマッサージが肩こりや腰痛を作っています。
私たちの体は、マッサージなどの強い刺激を「攻撃」として受け取ります。
指にできる“ペンだこ”が、繰り返しの刺激に反応して硬くなるのと同じ原理です。
ボクシングでも、お腹にボールを落として衝撃に耐えるために筋肉を固めますよね。
同じように、強いマッサージを受けると、体(皮膚や筋肉)は身を守ろうとして硬くなります。
そのため、実はマッサージをたくさん受けている人ほど揉まれた筋肉が硬い──という現象が起こります。
肩こりも、首こりも、腰痛も、「硬くなる理由」を無視したまま、さらに強い刺激を与え続けることで悪化します。
本当は柔らかくなりたいのに、硬い筋肉に硬い刺激を重ねることで、ますます硬さを強めてしまうのです。
筋肉が硬くなるのには、必ず理由があります。
その理由は人それぞれ異なります。
大切な体に、もう“攻撃”を続けるのはやめましょう。
まずは、硬くなる本当の原因を探すこと。
体のケアをプロに頼む場合は、その原因を一緒に見つけてくれる人を選ぶことが大切です!
体は、もっと軽く、もっと楽に動ける可能性を持っています。
原因を正しく知り、優しく整えてあげれば、体は必ず応えてくれます。
少しづつ知識を得て、大切な体を守ってあげてくださいね!


